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冬のボーナスはいくら?【アンケート】

冬のボーナスはいくら?【アンケート】

皆さまの会社には賞与はありますでしょうか。6月と12月は一般的に賞与の時期であり、人によっては「今年は何を買おうかな」「どうしよっかな」と思う時期です。
しかしながら、賞与は必ず支給されるものではありません。法的義務がないため、ボーナス支給をする会社もあれば、しない会社もあります。また、昨今はインフレの加速や為替により、儲かっている会社とそうでない会社の二極化がより顕著になっており、ボーナスのグラデーションも強くなっている印象です。

私もこの記事を執筆する前に色々と調べておりましたが、
・三菱商事の夏のボーナスが641万円
・商船三井が261万円
・友だちは冬のボーナスが70万円だったようです。私は20万円だった
・上場企業平均は83万5133円
・帝国データバンクの2024年冬季賞与の動向調査によると、冬季賞与が増加する割合は2割
など、様々なデータが見つかりました。

今回、マイナビスカウティング編集部でも冬のボーナスに関するアンケートを実施しました。ボーナス系の情報は様々なところから得ることができるため、我々がお出しする情報も1情報として参考にしてもらえればと思います。また、人材業界から見るボーナスに関する考察も入れておりますので、参考にしていただければ幸いです。

冬のボーナスはいくら

冬のボーナス

【上位】
1位:無し(39.6%)

2位:100~150万円(10.4%)
3位:51~60万円(8.2%)

【中央値】
11~20万円

【平均値】
(概算)41万円

となりました。マイナビスカウティングを利用されている方向けのアンケートであるため「転職活動をしている」という前提がつきますが、
・約4割弱の方がボーナス支給無し
・中央値だと21万~30万円
・平均値だと概算で41万円
・貰っている中でのボリュームラインは100万~150万円
・約15%が100万円以上
ということが分かります。個人的には差がついたと感じました。ボーナスは会社の業績や個人の成績などによるところがあるため、差がつきやすいのが前提ではありますが、
・一部職種で年俸制を積極導入している
・ボーナス支給が年3,4回(1回あたりの支給額は少し低め)
・海外利益×為替の影響で一時的な伸びが発生するケースもある
・ボーナスで差をつけることを積極的に行うようになった
などもこういった差が生まれる要因だと思われます。

増額?減額?

ボーナスの増額

増額した:38.8%
減額した:61.2%

4割弱が増額をしつつも、6割は減額した結果となりました。また、20,30代に絞ると「6割強が増額」、40代に絞ると「5割が増額」、50代以降に絞ると「2割が増額」という結果になっており、年代が上がるにつれて減額傾向が見られます。ボーナスは個人の成績や会社の業績によるものであるため、年代による影響は考慮すべきでないと思いますが、「元が高く、下がってしまった」「若年層は上がっていくフェーズにある」などの要因もあると思います。

また、他メディアと比較して全体の増額率が低いように見えますが、転職活動をしている方向けのアンケートであることが要因しているように思えます。日々年収の上がっている環境や伸びている企業に身をおけている状態だと、なかなか転職意欲も湧きづらいので、減額割合が多少高いように感じます。

ボーナスの影響で転職活動する割合

ボーナスの影響

以前から転職活動をしている:81.3%
ボーナスの影響で転職活動をしている:18.7%

という結果になりました。約2割はボーナスが影響で転職活動をしています。ボーナス支給に伴う人事評価により優秀な人材に流出されてしまった…という話はよく耳にします。

ボーナスの影響で転職活動をされている方に追加で「本気度」を伺ったところ、

あまり転職する気はないが、衝動的に見ている:4%
良い求人があれば転職する気で活動している:60%
何が何でも転職してやる!:36%

という結果になりました。ボーナスの影響で転職活動をする方は「転職する気はかなり高い」と分かります。衝動的に「転職してやる!」という気持ちではないようです。

成果を上げた人にはしっかりと評価し続け、そうでない人にはシビアな評価をするといった、あるべき査定を下すことが重要と言えます。ボーナス影響で約2割が転職活動することからも、思わぬ転職者を招いてしまうかもしれません。

より多くのボーナスを貰うには

働く以上、多くのボーナスを貰いたいですし、毎年のボーナスを増額させていきたいというのは自然な発想です。しかしながら、「ボーナス支給なし」「今年は減額」といったようにボーナスに渋い会社もありますし、会社毎にボーナスのベースラインもバラバラです。また、インフレの加速や為替の影響、流行り廃りなどの外部要因も業界に影響を与え、ボーナスに大きく影響します。

そのため、ボーナスを多く貰うにはある程度戦略的に考えて行動する必要があります。人材業界に身を置き、様々な方のボーナス支給額を拝見させていただいている身から申し上げますと、
・外貨を稼いでいる企業は長い目で安定しやすい
・やはり大企業程、支給額のベースラインが高い
・コングロマリット経営の方が安定しやすい
・業界1位の企業は安定しやすい
・社長が優れている少数精鋭の企業はボーナスが跳ねやすい
がボーナスを多く貰いやすい傾向にあるように感じます。

日本ではアベノミクス以降、お金の絶対量が増えていますが、世界でも同様にお金の絶対量が増えています。そのお金が企業種別でどこに行きやすいかと言えば、まずは大企業です。また、経済状況によりお金のまわっている業界もあればそうでない業界もあります。そういった根本的な仕組みを考えるに、「大企業」「多角化経営をしている」「外貨もしっかり稼いでいる」企業群は短期的にはボーナスの減額もあり得ますが、長い目で見ると支給額は増えていく傾向にあります。

しかしながら、誰しもが大企業で働けるわけではありません。また「今は大企業じゃないでしょ。スキルがあれば何とでもなるから」という意見も大いに賛同できます。そういった方にお勧めしたいのは「社長が優れている少数精鋭の企業」です。業績は社長の手腕が大きく影響します。優れた社長は会社を成長させ、そうでない社長は衰退させてしまいます。その影響が大きいのがスタートアップ企業です。優れた社長であれば数倍、数百倍に成長させますし、そうでないと倒産していきます。その際、成長する会社に身を置いていればボーナスの恩恵も大きくなります。社員数がまだそこまで多くないため、1人当たりに支給できる額も多くなるためです。なかなか狙ってできるものでもないですし、規則で年俸制になっておりボーナスという意味では跳ね返ってこないこともあるので、必ずしも正解というわけではありませんが、1つのねらい目と言えます。

まとめ

・他のメディア情報にもあるようにボーナス支給額には結構な差がある
・ボーナスが影響で転職活動する割合は約2割
・ボーナス含めた年収の差は今後広がると予測してるので、自分のスキル向上及び企業選びの重要性はより高まる

 

 

調査方法/インターネット調査
実施期間/2024年12月6日~2025年1月6日、回答数134名


プロフィール

マイナビスカウティング編集部

「求職者第一の情報を届ける」をモットーに独自に取材・分析をした記事を掲載しています!